<soseiheptares 発表より引用掲載>
2022年7月25日月曜日
ファイザー社のGLP-1作動薬に関する学会発表
2015年の我々とファイザー社からの提携から生まれ、先月に3回目のPh1試験終了がClinicalTrial.govに登録された経口GLP-1作動薬のPF-07081532について、欧州糖尿病学会年次学術集会(EASD2022:9月19日~23日@ストックホルム/オンライン)でデータが発表される見込みです。アブストラクト等は以下のリンクをご覧ください。空腹時血糖値や体重減少などについて、一部のデータが記載されています。
Once-daily oral small molecule GLP-1R agonist PF-07081532 robustly reduces glucose and body weight within 4-6 weeks in adults with type 2 diabetes and non-diabetic adults with obesity
経口GLP-1作動薬は、第一世代のリベルサス(ノボノルディスク社)が2019年から先行して販売を開始しており、2028年に世界で約8,000億円(EvaluatePharma社)の売上高になると予想されています。一方で、リベルサスは飲み方に制限が多く(起床後、最初の飲食の前にコップ半分以下の水で飲み、服用後最低30分~できれば2時間は飲食しない)、現在それらを改良した次世代の経口薬の開発が注目されています。開発では主にファイザー社(我々のPF-07081532を含む)とイーライリリー社が先行しています。
当社の行う学会発表や論文などは、これまで通り当社HPの「サイエンス・センター/知識」や「掲載論文」にアップロードしますが、このようなパートナーの開発進展についても、重要と思われるものは本ブログでもお知らせしていければと思っています。
===<引用ここまで>===
ころからも、世界中の糖尿病で悩んでいるの方にとっても楽しみな成果が発表されることを願いたい。